| 誇り高き五女
霧谷 紅 (きりや くれない) CV:春日アン奔放で快活。親しみやすく明るい性格だが、華族としての霧谷家に誇りを抱いており、それ相応に貴族令嬢らしくあらねば、と背伸びしたがる。
それがやや意地っ張りな面にも繋がっていて、からかわれるとムキになりやすい。
また、自分のその理想を相手にも求める傾向があり、だらしない、はしたない行動や言動を嫌う。 |
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| 心優しき六女
霧谷 菫 (きりや すみれ) CV:神崎ちひろ大人しく控えめで、やや引っ込み思案の末っ子。
大輔を兄のように慕い、なついてくる。
上の姉たちとは歳が離れていることもあり、紅とよく一緒にいる。
しきたりとして夜伽に参加しているが、自分には姉たちのような魅力はない、と思い込んでいるため積極的に競おうという気持ちは薄い。 |
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| 慈愛溢れる長女
霧谷 撫子 (きりや なでしこ) CV:猫井さくら厳格な母・澄美に対して温和で母性的な性格。
妹たちからも慕われており、澄美との緩衝役として一家をまとめる。
大輔を 『未来の旦那様』 として受け入れ積極的に楽しもうとするが、長姉として育ってきたせいか、年下の大輔を自然と弟扱いしてしまう。 |
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| 静寂の三女
霧谷 藍 (きりや あい) CV:萌木唯ほとんど人と接しようとしない、無感情な少女。
冷徹で感情を表すことがなく、大輔のことも人ではないかのように見ている節がある。
まともに言葉を交わすのは、一つ上の姉・牡丹のみ。
澄美に命じられるまま、人形のように大輔に抱かれる。 |
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| 気まぐれな二女
霧谷 牡丹 (きりや ぼたん) CV:葛籠アオイ霧谷六姉妹の中でも飛び抜けて派手で、享楽的かつ刹那的なMM。
性的にもオープンな肉食系。
現在は海外留学中のため、霧谷家を離れている。 |
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| 早世した四女
霧谷 藤乃 (きりや ふじの) CV:岩泉まい故人。年齢のわりに落ち着いた雰囲気をもち、聡明ですべてを見透かすような瞳の持ち主。
妹の紅や菫にとっては色々なことを教えてくれる優しい姉であり、撫子や藍にとっては聡明すぎてどこか儚い印象の妹だった。 |
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| 霧谷家の女当主
霧谷 澄美 (きりや すみ) CV:ももぞの薫病がちな当主を助け、一族を切り盛りする厳格な夫人。
外部からの様々な圧力に負けず、霧谷の家を守るためならばどんな手段も厭わない。
自らが産んだ娘たちでさえ、霧谷家のための道具として見る節がある。 |
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| 実直なメイド長
嵯峨根 綾 (さがね あや) CV:悠長年、霧谷家に仕えているメイド長。数人いるメイドたちのまとめ役。
使用人歴は執事の夜久の次に長い。
澄美と同じように厳しく、かつ真面目な性格で姉妹たちの教育係でもある。 |
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| 明るい新人メイド
叶内 良子 (かのうち りょうこ) CV:紫苑みやび霧谷家のメイドの中で一番若く、最近館へやって来たばかり。
穏和で一緒にいると安らぐタイプ。 |
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| 謎めいた異邦人
リュドミラ=ミハイロヴナ=グラゾフスカヤ (愛称:リューダ) CV:紫苑みやび常に微笑みを浮かべて自信たっぷりな、妖艶なMM。
人当たりも良く気さくに話しかけてくるが、どこか底が知れず怪しい雰囲気。
自分の身体が男性の目にどう映るかを心得ており、それを楽しんでいる節がある。 |
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| 主人公
時津 大輔 (ときつ だいすけ)東京市内にある零細の実話雑誌編集社にて、怪奇事件ネタを担当する記者として働いていたが、出版社が倒産してしまい無職となる。
同時に付き合っていた恋人にもふられ、失意のなか新しい仕事先を探していたところへ 『霧谷伯爵家からの招待状』 が届き、その邸宅へと赴く。
手紙の内容は、ただひとつ。『霧谷の屋敷に住み込み、書生として暮らしてほしい』 というものだった。
性格は基本的に好奇心が強く、物怖じしない。
雑誌記者(ジャーナリスト)ではあったものの、報道・公共の正義などへの意識は高くなく、取材対象は自らの興味に従うことが多い。
やや女性に弱く色香に流されやすいが、孤児として育った経緯から、常に相手の言葉や態度を見極めようとする冷静な部分も持ち合わせる。
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| 霧谷 隆臣 (きりや たかおみ)病がちで常に車椅子に乗り、過去に負った火傷の傷跡を隠すためと称して仮面を付け素顔を隠す。
隆臣の側にはいつも夫人の澄美と執事の夜久周吾がおり、満足に話が出来ない当主の通訳をする。
病床の身となった今でも当主として敬われ、彼の言葉は絶対とされる。 |
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| 夜久 周吾 (やく しゅうご)霧谷家に長年仕える、老執事。
やや無口だが仕事は完璧にこなし、綾とともに隆臣や澄美の身の回りの世話を行う。
当主から客人として迎えられた大輔にも、丁寧な態度を崩さない。 |
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| ネズミ本名不明。不気味で陰気な小男。
庭に放している大型犬たちの世話役。
目上の者にはへりくだる一方、弱い者はとことんいたぶる二面性を持つ。 |
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| ゴン本名不明。無口な大男。
簡単な言葉しか喋ることができない。
霧谷家の者の命には絶対服従。天涯孤独の身だったところを撫子に保護される。 |
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| 兼光 藤五郎 (かねみつ とうごろう)頻繁に館に訪れる陸軍技術総監部の高級将校。
館の中ではいつも一人で行動している。 |
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| 鷲塚 國広 (わしづか くにひろ)紡績・鉄工の分野で一代で財を築いた成金。
霧谷家の慈善事業に援助を申し出ている。
長女・撫子に惚れており、足しげく館に通うスケベ親父。 |
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| 毒島 研児 (ぶすじま けんじ)霧谷家の遠縁に当たる男。
かつてはそれなりに羽振りが良かったが、今では身代を食いつぶして霧谷家に世話になっている能無しの穀潰し中年。
姉妹たちに好色な目を向け、とくに六女の菫を気に入っている様子。 |
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