| ユースティア・アストレア CV:森保しほ血液型:A型 身長:149.6cm 体重:39.1kg
背中に羽が生える病 “羽化病” に冒された少女。
とある事情で主人公が引き取ることとなる。
生みの親も育ての親もなく、物心ついた頃から下級の召使いとして使役されてきた。
辛い人生を送ってきた割に、性格は明るく朗らかで、周囲を和ませてくれる。
主人公に言わせれば、脳味噌に向日葵が群生しているような女。
今までの人生経験により家事全般にそつがなく、主人公の世話を一方的に見ていたエリスには目の仇にされる。 | |
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| エリス・フローラリア CV:篠宮聖美血液型:B型 身長:158.8cm 体重:46.3kg
娼婦になりかけのところを主人公に身請けされた女。
娼館街の医者を生業としており、その腕前は娼婦たちに高く評価されているが、医者は副業で本業は主人公の妻だと個人的に強く主張している。
残念なことに患者への愛情と家事能力はかなり足りていない。
性格はドライで面倒くさがりだが、主人公の怪我を治療することには並々ならぬ情熱を燃やす。
死ねと言うと本当に死にかねないので、発言には注意が必要。
主人公曰く、まず自分の頭を治した方がいい女。 | |
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| 聖女イレーヌ CV:遠野そよぎ血液型:A型 身長:155.3cm 体重:42.7kg
第29代聖女イレーヌ。
大崩落の責任を取って処刑された先代聖女に代わり、祈りの力でノーヴァス・アイテルを空に留めている。
民衆の前に姿を現すことはごく稀で、聖堂の奥にある聖域で、人生を祈りに捧げているという。
光を失っていることから 「盲目の聖女」 と呼ばれ、民衆からの人気は絶大である。
人柄はごく一部の人間にしか知られていないが、純粋で論理的。
シニカルな物言いをするので、きつい性格と取られることが多いようだ。 | |
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| リシア・ド・ノーヴァス・ユーリィ CV:海老原柚葉血液型:AB型 身長:146.0cm 体重:37.7kg
王家の第一王女で継承順位は一位。
実父である現王が病に伏せっているため、代理として政務を執り行っている。
まだ戴冠の儀を行っていない彼女を 「無冠の女王」 と揶揄する貴族もいるようだが、本人はまったく気にしていない様子。
明瞭で活力に溢れるが、育ちの良さ故か打たれ弱い一面も。
王家の人間にしては世俗への関心が強いようで、召使いから炊事や裁縫などの仕事を奪っては迷惑がられている。 | |
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| フィオネ・シルヴァリア CV:橘桜血液型:O型 身長:162.6cm 体重:48.9kg
“羽化病” が発症した人を半ば強制的に治癒院へ送るために作られた組織 『羽狩り』。
その牢獄地域を担当する部隊の隊長を務めている。
羽狩りの持つ社会的な意義を信じて仕事に打ち込む真面目な性格。
娼館街などには嫌悪感を持っており、それが元で主人公たちと衝突する。
剣の腕にも覚えがあり、訓練などには労を惜しまない努力家でもある。
一方プライベートの面では綺麗なものやかわいいものを好む女性らしい面も。
ただ融通が利かないところがあり、周囲とぶつかることも多い。それを本人も自覚しているのが救い。 | |
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| カイム・アストレア CV:大石恵三本編の主人公。
“大崩落” ですべてを失い牢獄に流れ着いた男。
受けた傷痕は未だに癒えず、その胸の奥で赤い雫を滲ませている。
幼少の一時期は娼館 『リリウム』 の下僕として酷使されるも、『不蝕金鎖』 の先代に運動能力を見込まれ、命をひさぐ仕事につく。
以来、牢獄の泥の中で刃を振るい続け、ただ己が生のために他者の命を糧としてきた。
先代の死を機に暗い仕事からは手を引いたが、いまだ彼の周りから血の匂いが消えることはない。
「理不尽な不幸は人生につきものだ。特に、牢獄には腐るほど転がってる」 | |
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| ジーク CV:四季路牢獄の暗部を支配する組織 『不蝕金鎖』 の当代頭であり、カイムの昔なじみでもある。
性格は牢獄の混沌を象徴するかのように定型を持たず、前に立つ者によっては、神にも魔物にも見えることだろう。
娼館街の奥底にありながら牢獄を俯瞰し、指の動き一つで人の人生を変える。
先代より受け継いだ立場は、彼を幸せにしたのか不幸にしたのか。
いずれにせよ、彼は今日も牢獄の暗闇で組織を動かし続けている。
「捕まっても女は殺されないからな。気楽なもんだ」 | |
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| メルト CV:赤白杏奈娼館街の入口にある酒場 『ヴィノレタ』 を一人で切り盛りしている。
かつては娼館街で最も人気のある娼婦だったが、ジークの父親である 『不蝕金鎖』 の先代頭に身請けされ、酒場を任されるようになった。
牢獄全体を取り巻く不安や絶望に逆らうかのように、いつも明るい笑顔を絶やさない。
「カイムとは長い付き合いなの。弱点なんかぜーんぶ知ってるんだから」 | |
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| クローディア CV:風華娼館 『リリウム』 で最も高い売り上げを誇る娼婦。
血の繋がらない娼婦たちを妹と思い面倒を見ることで、仄暗い生活の中に僅かな光を見い出している。
牢獄に相応しくない優雅な言葉遣いをするが、彼女の口から過去が語られることはない。
娼婦たちには二度と戻れぬ過去に思いを馳せるほどの余裕はなく、ただ明日を迎えるためだけの日々を生き続ける。
「きっと影で沢山の女が泣いてますよ」 | |
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| リサ CV:波奈束風景自ら命を断った娼婦の亡骸を前に彼女は思う
――何を絶望することがあるだろう。どうせ抜けられない泥沼なのだ。沈みゆくまでの過程を楽しめばいい――
だから、彼女は舞う。眩しい春を謳歌する蝶のように、極彩色にきらめく娼館街の夜を、ひらひらと、ひらひらと。
そんな自分を冷ややかに見つめる目が、己が胸の内にあるのを知りながらも。
「大人……そう! 禁断で**な大人の関係ね」 | |
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| アイリス CV:雪都さお梨クローディアやリサと共に娼館で働いている。
客商売には不向きな性格をしており、愛嬌も見せず、ロビーの隅でぼんやりしていることが多い。
娼館に拡がる紫煙に身を任せながら、彼女はいつも、くすんだ何者かへと変わっていく自分を怖れ、蔑み、そして願う。
諦めという名の麻薬が身体を冒し尽くすその日を。
「これ以上人気者になったら、身体が持たない」 | |
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| ルキウス CV:沖野靖広改革派の旗手として名声を得ている若き貴族。
いかにしてその立場を手に入れたのかを知る人は少ない。
多くの貴族たちは、成功者である彼を称え、へつらい、時には嫉妬する。
『羽狩り』 の指揮を取る立場だが、牢獄の中でも彼を支持する者は少なくない。
日々の生活が荒んでいればいるほど、彼のような俊英に期待をかけるのだろう。
「わたくしにあるのはただ、この都市のために働けるという喜びのみです」 | |
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| システィナ CV:藍きっかルキウスの片腕として、主の後ろにいつも付き従っている。
洗練された物腰や話し方から、ルキウスと同じく上層の貴族ではないかとの憶測もあるようだ。
感情を表に出さず、常に沈着冷静。氷のように冷たい雰囲気を纏っている。
ルキウスに忠誠を尽くしており、多くの時間を彼のために捧げている。
「目的さえ達してもらえれば、誰に担当していただいても構いません」 | |
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| ラング CV:杉崎和哉『羽狩り』 の一員。
フィオネと同じ部隊の副隊長を務めている。
剣技には優れるが、皮肉っぽい性格が災いし、人望は厚くない。
“羽化病”患者――通称 “羽つき” は害悪であるという信念の持ち主であり、一切の慈悲を持たずに職務を遂行する。
国家から見れば非常に優秀な役人であり、賞賛されるべき存在だ。
たとえその剣が多くの血を吸い続けていたとしても。
「もっと抵抗していいんだぞ。最近、体がなまっているんでな」 | |
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| ギルバルト CV:長浜壱番王の執務を支える “執政” という役職に就いており、貴族たちからは一般に 「執政公」 と呼ばれている。
家柄はさほど良くなかったが、激しい権力闘争を勝ち抜くことで現在の地位を手に入れた。
現王が病に伏せっている上に、継承順位一位のリシア姫がまだ若いため、「執政公」 にかかる負担は膨大なものとなっている。
「本当に守らねばならぬものは意外と少ない。そういうものだ」 | |
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| ヴァリアス CV:一条和矢青年時代、王に見いだされて騎士に取り立てられた過去を持ち、忠誠心の厚さは右に出る者がいない。
現在は近衛兵を統率する “近衛騎士団長” を務めている。
現王が病に伏してからは、王の快復を祈りながら城内の秩序維持に力を尽くしている。
「なんのために剣を振るうかは、私が決める」 | |
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| ラヴィリア CV:桐谷華聖女イレーヌと共に聖域で暮らし、身のまわりの世話をするほか、聖堂の神官たちとの連絡役も務めている。
聖女が現在の地位に就く以前からの知り合いで、現在でも関係は緊密。
性格は穏和で実直だが、長い時間を聖域だけで過ごしてきたこともあり、世間知らずで純粋すぎるところがある。
「あなたは、悪いことをしない人だと思います」 | |
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| ナダル・アトレイド CV:紀之神官長は神官の最高位であり、教会の実際的な業務の全てを取り仕切っている。
対外的な折衝なども行うことから、聖職者としての能力に加え**感覚も求められる重要な役職だが、民衆にはその存在がほとんど知られていない。
ナダルは、若くして大崩落後の難しい情勢を乗り切った神官長として、教会内部では高い信頼を得ている。
「聖女様は、都市の平穏をお守り下さるからこそ聖女様なのです」 | |
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