| フレイ・クルール・プリンシペア身長:169cm 体重:54kg スリーサイズ:B83(F)/ W56/ H86
ガリュス国の王権を握る4公の一つ・プリンシペア家出身の姫騎士で、第二王位継承権を持つ。
士官学校卒業後すぐに将校となり、数年前の隣国による侵略の際に目覚しい功績を挙げたことでガリュス国騎士団長に任命された。
武才に長けており、まだ若いながらも高い統率力を持つ。
国民からの圧倒的な人気を誇り、凛々しく毅然としたその姿から “白銀のフレイ” と呼ばれている。
厳格で生真面目な性格をしており、理詰めで人を説諭するところがある。
本人は自らを無骨な軍人と称するが、プライベートでは乙女らしい一面も見せる。
武器は特殊な力を宿らせる “ナチュタリア” の結晶を内蔵した戦斧。
「いえ、女王陛下。なにか悪い予感がします。……人智を越えた悪い予感が」 | |
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| ミュリア・ローザ・ガリュス身長:152cm 体重:44kg スリーサイズ:B75(A)/ W50/ H72
ガリュス国女王・イヴェルの一人娘にして、第一の王位継承権所有者。
生まれながらにして王女として扱われてきたせいか、わがままで気位が高い。
“ガリュスの王女” であることに誇りを持ち、国民の命を護ることを使命とし、国民を慈しむ心も持ち合わせている。
専ら後方支援を得意とし、持ち前の聡明さでガリュスを支える参謀的存在。
同じく王位継承権所有者であるフレイを強く意識し、なにかときつく当たってしまうことが多々ある。
使用する武器は “ナチュタリア” の結晶を内蔵したロッド。
「当然よお母様。私は王位継承者ですもの。ガリュスの家名に甘んじるつもりはありませんわ」 | |
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| イヴェル・レイラ・ガリュス身長:166cm 体重:60kg スリーサイズ:B104(I)/ W62/ H91
ガリュス国の第38代女王。
即位してすぐに宗主国であったギラン帝国から独立し、軍事力の拡大や軍備の増強に力を入れ、“不可侵の国ガリュス” を作り上げた。
自国の繁栄に尽力するその姿勢に、国民からは揺ぎない支持を受けている。
ガリュス流の “女性上位社会” の頂点に立つ者として厳格な態度を崩さない、高貴な精神の持ち主。
冷徹な性格で、敵対するものにはどこまでも無慈悲だが、それは彼女がガリュスという国と国民を心から愛し、護りたいと想っているがゆえである。
夫とは数年前に死別している。
「我が領土を侵すものは、その罪に相応しき罰をその身に刻んでくれようぞ」 | |
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| トルク・ジョイス身長:178cm 体重:66kg スリーサイズ:B92(G)/ W65/ H89
ガリュス傭兵団団長。
酒場に入り浸ったり、作戦を外れた行動を取ったり素行に問題はあるものの、その実力と裏表のない人柄から信頼を置かれている。
姉御肌で陽気な性格。豪放磊落な気性の持ち主で、ミュリアをからかうだけでなく、女王であるイヴェルにまで軽口を叩いたりもする。
フレイとは生まれも性格も正反対ではあるが、意外と馬が合うのか仲は良い。
ただし、粗野な言動を窘められることも多く、その都度のらりくらりとかわしている。
煙草と酒をこよなく愛し、性的には奔放かつオールレンジ。
使用する武器は “ナチュタリア” の結晶を内蔵した双剣。
「おいおい、この緊急時に笑えない冗談はナシだぜ。……さぁ陛下、こちらをご覧あれ」 | |
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| ヘディ・シュタイナー身長:168cm 体重:58kg スリーサイズ:B90(F)/ W57/ H88
ガリュス西部の国境に位置するルーブザ外周城塞の守備隊長。
数年前は士官学校で教鞭を執っており、フレイとミュリアにとっては恩師でもある。
軍人気質の頑固で厳しい女性だが、王都に残してきた幼い娘を想う母としての優しさも併せ持つ。
愛する家族と祖国を守るために、命を掛けてグレイブロの進軍からガリュスを守ろうとする。
「私にとって祖国は大切な子も同然。それを守る戦いならば、躊躇う母などおりましょうか」 | |
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| リットン・グラオ・ファーベ身長:155cm 体重:46kg
若輩ながら、ガリュス国の国防と戦術を一変させた “ナチュタリア武器” の発明者。
その功により若年ながら爵位と共に、“兵器開発長(ウエポンマスター)” という地位を得ている。
性格は冷静沈着で、マイペースかつ独善的。
子供らしく無邪気なところもあるが、本質は歪んでいる。
「もっと簡単に言うと、情報は生き物なんだ。鵜呑みにするとね、食べられちゃうよ。バリバリって!」 | |
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| エムラ・グリューン元々はガリュス王宮で働く腕のいい庭師だった。
あることがきっかけでミュリア姫を敬愛するようになり、彼女に想いを告げようとするが、その醜い容貌と些細なことがきっかけでミュリアの怒りを買い、地下牢に投獄されてしまう。
もともと従順だったエムラは 「姫様のお怒りがとけるまで」 と大人しくそれに従った。
数年後、いつしか牢番のように牢内の掃除や罪人の食事の世話などを行うようになった。
牢の最下層に運び込まれた敵国の王子・グレンに興味を持ち、彼のためにこっそりと食事を運んできたり、話し相手になったりしていた。
基本的に純粋でお人よしな性格。
「花が咲いた……こんなに……早く……」 | |
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| 主人公
グレン・グレイブロ身長:180cm 体重:78kg
本編主人公。ゴルガ王の嫡子で、グレイブロ国の第二王子。
高い武才を持ちながらも先頭に立って剣を振るうことを好み、戦場では将としてではなく “隊長” という立場にいる。
戦技もさることながら卓越した指揮能力を持ち、その優秀さと人望の深さから、第二王子でありながら第一継承権を与えられている。
王子でありながらも奢り高ぶることのない実直な人柄と、常に先陣を切る果敢なその姿から下級の兵たちにも慕われている。
もともと女にはさほど興味がなかったが、自分と互角以上の強さを持つフレイとの出会いから戦い・敗北を経て、彼女へ妄執を抱くようになった。
「ガリュスの女将軍はずいぶん腕利きと聞く。だから、今の俺にとって当面、女は斃すべき存在だ」 | |
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| ゴルガ・グレイブロ身長:183cm 体重:98kg
グレンの父にしてグレイブロの第7代国王。
相応に齢を重ねているが体躯に贅沢や堕落はついておらず、父として、王としての威厳に満ちあふれている。
ヴェヴェル大陸制覇を目論む野心家だが、侵攻先での略奪や非道な行為を厳しく禁じているため、侵略国の民からも人望を集めている。
また、優秀であれば元敵国の武将であっても分け隔てなく自軍へ取り立てるなど、その度量の大きさが伺える。
はっきりと筋の通った人物で、豪胆な性格だが冷静な判断力と鋭い洞察力を持つ。
“英雄色を好む” との言葉を体現するかのように女好きであり、正妻の他に3人の妾を持つ。
「この規律を乱す者は、俺が直々に首を刎ねる。今一度グレイブロは夜盗でも山賊でもない事を肝に銘じよ」 | |
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| ネグ・ライオ身長:170cm 体重:62kg スリーサイズ:B110(K)/ W58/ H90
グレイブロの覇道を支える双将軍の一人。
軍事用に生物兵器・ゲルリシン化した雪豹を率いての強襲・奇襲を得意とする。
かつては敵国・メデティエの指揮官であったが、市民や王族に危害を加えないことを条件に降伏、グレイブロ軍に迎えられた。
共に戦場を渡るうちにゴルガ王の人となりに心酔し、今や身も心も忠誠を誓っている。
妖艶な大人の色香を感じさせる女性だが、武人としての聡明で沈着な顔と、愛する男に尽くす一途で献身的な顔を持つ。
「陛下をガリュスの玉座にてお待ちしております。……その……どうか、ご武運を」 | |
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| ラクタス・サーン身長:175cm 体重:75kg
グレイブロの覇道を支える双将軍の一人で、王家に忠誠を尽くす老練の将。
老齢に差し掛かるにつれ体力こそ落ちては来たが、知略と武技に衰えは見られず矍鑠としている。
戦闘の流れや地形を読む才に秀でており、彼なくしてはグレイブロの勢力拡大はあり得なかった。
義を重んじる真摯な人物ゆえに王や諸将の信頼も篤い。
グレンにとっては幼い頃からの剣技の師でもある。
「そんな、水臭いことを言われますな。陛下の命令とあらばこのラクタス、どこへでも赴きますぞ!」 | |
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| ゴネル・グレイブロ身長:172cm 体重:100kg
グレイブロ王・ゴルガの正妻の子にして第一王子。
普通であれば妾の子である第二王子・グレンよりも立場は上であるはずだが、性格や素行に問題が多く、継承権を取り上げられた。
だが、それを弟の策謀だと思い込んでおり、グレンを激しく怨んでいる。
武才は優れ、戦場でも目ざましい活躍をする一方で、人を貶め辱めることがなによりも大好きで目先の欲求に忠実。
女を嬲るためだけのゲルリシンを作り戦場に持ち込むなど、父王から隠れ好き勝手な振る舞いをしている。
ガリュスの女をいいようにしたいがために、 “大地の誓約” を交わして進軍に大影響を与えるなど、軽率な面が多々見受けられる。
「さぁ、名高いガリュス女騎士の喘ぎ、た~っぷり聞かせてもらおうかっ!」 | |
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| ソネミ身長:168cm 体重:128kg スリーサイズ:B81(C)/ W54/ H79
対ガリュス用にゲルリシン技術の全てを注ぎ込んで作られた、グレイブロの新型生物兵器。
その身体には “ナチュタリア武器” を無効化する “ネフタリア” が使われている。
主への絶対服従がプログラムされており、グレンの命令ならばどんなことであっても従う。
無感情で機械的だが、兵器として作られて間もないせいか純粋な一面も見せる。
「飼い主様。ソネミは、あなたの命令に服従します」 | |
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